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コラム19 コラム再開

2013年10月1日

大変長らくごぶさたしておりました。
難聴者のコラム再会いたします。
このコラム始めたころは同僚に勧められて、
あんたの経験が難聴や中途失聴者の気持ちを軽くするんじゃない?
天然入ってるしね・・・なんて言葉に乗っかってスタート。
そのうち、楽しみにしてますと何人かの人に言われつつも、
あれこれあれこれあっちこっちと忙しくなり、
後回しにしているうちに閉鎖寸前状態になっておりました。
そろそろ幕を閉じてもよいのかしらん?と思っていた矢先、
センターにお見えになったある方が、
あのコラム何度も読んですごい励まされてます。
また書いて下さい!って職員に伝言されて去って行かれたそうな。
こりゃ嬉しい~~~~!
と、再開を公表したのが8月のFAX・メール通信。
公約果たすべし!とPCに向かっております。
またなんだかんだと気ままに書きますのでよろしゅうお願いいたします。

さて、POOHは補聴器を新調しました!
8年も愛用したGN補聴器よサラバ~。
迎え入れるはワイデックス製。
福祉で初めて申請して助成を受けて、
自己負担分かなりな額の新型です。
最近人工内耳の人がとにかく増えている周辺で・・・、
もし自分が人工内耳したら多分、
補聴器より安上がりかもしれない。
と、つい貧乏性の発想が・・・。

それで、自分の耳のことです。
相変わらずプライベートでは、ずれまくって、
恥かき汗かきテキト~にあいづち打つことありありの日常です。
聴力は聾と言えるほどに落ちまくりです。
手話話者のろう者の皆さまから見れば、
どこまでも中失の難聴者なのだろうけどね。
「手話が楽だ~感」が非常に大きくなっております。
補聴器付けなければなんも聞こえないし、
補聴器付けているとやっぱり疲れる・・・。
疲れるってどんな感じというと、
とにかく頭とか耳の周辺とか首とか肩とか、
孫悟空みたいにギューって締る輪を付けているみたいな感じになる。
でも、言葉が聞こえたり、会話が成り立つときはやっぱりめちゃくちゃ嬉しいわけで、
話が食い違ったり聞き取れなくて苦しい時は何とも自尊心低空飛行であります。
こんなふうに、疲労を覚悟で補聴器フル回転して、
聞こえてくるのはここちよい音や声ばかりではない。
時には、あ~~~~聞こえなきゃよかったなんてこともあったりする。

人はないものねだりをすると苦しくなる。
ああ、あれがほしいこれがほしい、
痩せたい、走れる自分に戻りたいとか、
言い出したらきりがなくて、
ほとんどのことは努力するか、
無理っしょと諦めるけれど、
どう頑張っても手に入らなくて、
なかなか諦めきれないのが失った人間と聴力だ。

喪失感情を埋める何かが必要なわけだろうけど、
その何かって、
「いなくても、なくなっても大丈夫という安心感」だろうと思う。
聞こえづらくなっても聞こえなくなっても大丈夫だよという安心感は、
よい人間関係から生まれるような気がします。

新しい補聴器はプログラムが沢山あって、
自分のチョイスは、
ノーマルにループ、
音楽専用、太鼓専用、リラクゼーションサウンドとなっていて、
まだまだ自分のものになっておりません。
がしかし、ご機嫌ななめのいうこと聴かない耳に付き合ってもらうので、
大切にしようと思います。

最近気のせいか補聴器つけて堂々と街中歩いている人増えたな~と嬉しい発見です。

そういえば、今年の中途失聴・難聴者協会のつどいでは、
宇崎竜童さんが来るってことで、
彼もまた難聴者で補聴器使っている。
それを新聞に公表していることはすんごい嬉しいです。
港のヨーコ ヨ~コハマ 横須賀~~♪ あんた、あの娘の何なのさ♪
なつかしい懐かしい~!
聞こえるかな・・・あ、歌わないですよね・・歌うかな・・・歌わないすね。

超高齢化社会の中で補聴器付けないで歩いている人の方が少ないという夢をみたPOOHでした。